東アフリカの玄関口、タンザニアにおいて、小売店を通じた商品のテスト販売を支援します。現地で食品加工業を営むMatoborwa社を通じ、ダルエスサラームを中心とした大手スーパーマーケット約10店舗、ダルエスサラーム、モロゴロ、ドドマ、モシ、アルーシャのキオスク(小規模な小売店)約50店舗でテスト販売が可能です。成長目覚ましいタンザニアの小売市場で貴社の商品を試すことができます。

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タンザニアの概要


国名 タンザニア連合共和国
面積 94万5,000平方キロメートル※日本の約2.5倍
人口 6,151万人(2022年:IMF予想)※日本の約49%
首都 ドドマ (最大の都市はダルエスサラーム)
言語 スワヒリ語、英語
民族 スクマ族、マコンデ族、チャガ族、ハヤ族、など約130の民族
宗教 キリスト教(約40%)、イスラム教(約40%) 、土着宗教 (約20%)
GDP 632 億米ドル(2019年:世銀)※日本の約1%
産業 農林水産:GDPの28.2%。農業従事者は労働人口の約7割。(コーヒー、サイザル麻、茶、綿花、カシューナッツ、タバコ、クローブ、トウモロコシ、キャッサバなど)
鉱業・製造・建設等:GDPの26.9%
サービス:GDPの37%

タンザニアの特徴

東アフリカの玄関口

8か国(ウガンダ、ケニア、コンゴ民主共和国、ザンビア、ブルンジ、マラウイ、モザンビーク、ルワンダ)と国境を接しており、東アフリカにおける玄関口であり、ロジスティクスや経済のハブとなっています。

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東アフリカで有数の港湾設備を保有

インド洋に面するダルエスサラーム港は、ケニアのモンバサ港に次ぐ規模を誇ります。タンザニア北部にはタンガ港、南部にはムトワラ港もあります。 また、近隣の内陸国であるザンビア、コンゴ民主主義共和国、ブルンジ、ルワンダ、マラウイ、ウガンダ等の貨物もダルエスサラームで取り扱われています。これらの内陸諸国とは、陸上輸送のみならず、鉄道でも結ばれています。

近隣諸国と強い経済的結びつき

東アフリカ共同体(EAC)は、タンザニア、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、南スーダンの6ヵ国が加盟する地域共同体です。EACは欧州連合(EU)のような地域統合を目指して、経済統合(関税同盟、共通市場、通貨統合)および、将来的な政治統合も視野においています。EACでは、原産地が域内と認められた品目について域内関税を撤廃しています。また、加盟国は域外諸国からの輸入品に対して、共通の関税率を設定しています。

2022年3月にコンゴ民主共和国がEACに加盟し、EACの総人口はこれまでの約1億7,700万人から、一気に約2億6,700万人に増加しました。

タンザニアは南部アフリカの16か国(タンザニア,ザンビア,ボツワナ,モザンビーク,アンゴラ,ジンバブエ,レソト,スワジランド,マラウイ,ナミビア,南アフリカ,モーリシャス,コンゴ(民),マダガスカル,セーシェル,コモロ)が加盟するSADC(南部アフリカ開発共同体)の加盟国でもあります。

サブサハラ・アフリカで上位のGDP・人口規模

タンザニアの名目GDPは、約745億ドル(2022年IMF予想)で、サブサハラ・アフリカにおいては7位に位置し、今後も年率5~6%の高い経済成長が見込まれています。また、人口は6,151万人(2022年IMF予想)と、同5位に位置し、年率3%程度で伸び続けています。

テスト販売の流れ

テスト販売は以下の流れで行います。フロー下部に記載した所要期間は目安であり、ご依頼内容によって変動します。また、タンザニア国内で開催される国際展示会「サバサバ」、農業展示会「ナネナネ」などへの出展支援も可能です。

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市場調査

販売を想定されている商品カテゴリーの市場調査を行います。市場のセグメンテーションを行い、ターゲット市場を明確にします。必要に応じて小売店へのヒアリングを行います。

商品選定

市場調査に基づき、テスト販売する商品を選定します。場合によっては現地市場に合わせて商品仕様の変更を行います。

価格設定

市場調査に基づき、テスト販売する商品の価格を設定します。日本製品はプレミアム付きで販売されることもありますが、競合製品の相場を見ながら値付けをします。なお、日本では一度価格を決めるとなかなか変更がしづらいですが、タンザニアでは価格変更は比較的柔軟に行えますので、売れ行きを見ながら必要に応じて価格を変更します。

パッケージ制作

必要に応じてタンザニア市場に合わせたパッケージを制作します。なお、日本仕様のパッケージそのままで販売する場合も、現地の規制に適合したラベルの貼付が必要です。

TBS認証取得

タンザニアで商品を販売するには、TBS(Tanzania Bureau of Standards:タンザニア基準局)の認証取得が必要です。テスト販売に必要なTBS認証の取得を支援します。

商品輸送

テスト販売に使用する商品をタンザニアに輸送します。新型コロナウイルス、ロシア・ウクライナ紛争の影響により海上輸送が不安定なため、空輸をお勧めしています。通関手続きも代行します。

テスト販売

テスト販売の目標数量、販売期間、販売地域・販売店舗数などを設定し、テスト販売を行います。

結果収集・分析

テスト販売の結果(小売店ごとの販売数量)を収集し、分析を行います。テスト販売を行った小売店にヒアリングを行い、購買者からの評価や売れ行き、パッケージデザインなどのフィードバックを収集します。

報告書作成

テスト販売の結果、本格販売に向けた推奨事項などをまとめた報告書を作成します。

Matoborwa社について

タンザニア・ドドマに拠点を置く日系食品会社です。2014年に、茨城県の干しいもメーカー、株式会社照沼勝一商店、株式会社オーガニック・ソリューションズ・ジャパン、株式会社イースクエアによって設立されました。

2016年からは干しいもの技術を応用して砂糖不使用のドライフルーツを製造して日本に輸出するほか、タンザニア市場向けにはいもけんぴ、ナッツバーなどを製造・販売しています。ダルエスサラームを中心とした大手スーパーマーケットや、ダルエスサラーム、モロゴロ、ドドマ、モシ、アルーシャのキオスク(小規模伝統小売)50店舗に自社商品を直接販売するほか、卸業者を通じた流通も行っています。

テスト販売はMatoborwa社の流通網を利用して行います。

Matoborwa社概要


会社名 Matoborwa Co. Ltd.
(マトボルワ カンパニー リミテッド)
設立年月日 2014年9月8日
所在地(本社) Dodoma, Tanzania
資本金 165,000,000Tsh (96,000US$)
代表取締役 長谷川竜生(はせがわたつお)
事業内容
  1. 干しいも・イモケンピの製造販売
  2. ドライフルーツの製造販売
  3. ナッツバーの製造販売

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タンザニアの日系企業について

タンザニアに進出している日系企業の拠点数は40に上ります(海外支店、現地法人など含む)。ダルエスサラームには日系企業、日本政府系機関などから構成される日本人会があります。タンザニアに進出している日系企業の例は以下の通りです。

住友化学(株)

現地企業と合弁会社を設立し、2008年から殺虫剤を練り込んだ蚊帳「オリセットネット」の製造・販売を行っています。2014年には、農業化学品の市場調査と研究・開発を目的とした子会社「住友化学イーストアフリカ社」を設立しています。

(株)ビィ・フォアード

越境ECを運営し、アフリカ諸国を含む新興国・途上国に中古自動車を輸出しています。2012年タンザニアのダルエスサラームに現地エージェントにより現地オフィスを開設し、中古車販売を開始。2021年にはダルエスサラーム港からザンビア共和国国境のナコンデ、マラウイ共和国国境のカスムルまで中古車を直接キャリアカーで輸送するサービスを開始しました。

WASSHA(株)

タンザニア、ウガンダ、モザンビークにおいて、キオスク(小規模な小売店)と提携し、低所得者層向けに太陽光充電式のLEDランタンを、一日単位でレンタルするサービスを提供しています。2015年の事業開始以来、サービスは拡大してり、提携キオスク数は2022年5月時点で5,100店舗を突破、1日約10万回レンタルされています。ダイキン工業(株)とはBaridi Baridi(株)を設立し、エアコンのサブスクリプション事業を展開しています。


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