東南アジア（ベトナム・フィリピン）、南アジア（インド）、東アフリカ（タンザニア・ケニア・ザンビア）での市場調査実績多数

海外市場調査

イースクエアの海外展開支援は、主に以下の4つのステップに分けて進めていきます。こちらでは、STEP1の市場調査・基礎情報収集について紹介します。

市場調査の重要性

グローバル展開を成功させるためには、現地の市場環境を正確に把握することが欠かせません。経済成長率や人口動態などのマクロデータだけでなく、消費者の購買行動、競合企業の動向、流通構造、法規制など、国ごとに異なる要素がビジネス成果を大きく左右します。
十分な調査を行わずに進出すると、想定外のコストやリスクを抱える可能性があります。海外市場調査は、リスクを最小化し、成功確度を高めるための最初のステップです。

海外市場調査の進め方

海外市場調査は、目的に応じて段階的に進めることが重要です。まずは進出候補国を選定するためのマクロ分析（市場規模、成長性、政治・経済環境など）を行い、その後、ターゲット顧客や競合環境の詳細分析を実施します。
現地でのインタビュー調査や視察、統計データの分析を組み合わせることで、机上のデータだけでは見えない実態を明らかにします。最終的には、得られた情報を基に市場参入戦略や販売チャネル構築の方向性を提案します。

イースクエアの支援の特徴

イースクエアは、豊富な海外調査実績と各国の現地パートナーとの強固なネットワークを活かし、企業のニーズに最適化された市場調査を企画立案から現地実施までワンストップで支援します。
また、調査結果の活用を見据え、必要に応じて現地向け営業ツールの開発やウェブサイトの整備など、実践的な販路開拓支援までを包括的にサポートできる体制を整えています。
単なる情報収集にとどまらず、企業の海外展開を実行フェーズまで伴走する「実践型リサーチパートナー」として支援いたします。

プロジェクト事例

再生骨材に関するインド市場基礎調査

分野
実施期間	4か月
支援先企業	中小建設骨材メーカー（愛知県）
概要	建設資材関連企業のインド進出に向けた市場調査を支援。インドのマクロ環境、業界分析、ビジネスモデルの実現可能性等について事前調査と現地調査を実施し、市場調査報告書としてまとめた。調査では、支援企業とともに現地調査も実施し、現地協業パートナー企業の発掘、現地法規制の現状確認、事業の実現可能性を確認することに繋げた。
報告書	非公開

トラクター動力を活用したもみ殻固形燃料製造装置の輸出事業

分野
実施時期	2020年10月 ～ 2021年3月
スキーム	経済産業省 第6回世界の成長マーケットへの展開支援補助金
支援先企業	株式会社トロムソ
概要	マダガスカルでは95％の家庭が薪、木炭などの木質バイオマスに煮炊きの燃料を依存しており、森林減少が大きな問題になっている。本事業では、トラクターのPTO（Power Take Off）を活用し、マダガスカルの非電化地域でも普及できるもみ殻固形燃料製造装置「グラインドミル」を開発し、現地での導入可能性の基礎調査を行った。調査の結果、株式会社トロムソが想定するPTO仕様のグラインドミルは、現地で流通するトラクターと組み合わせて使用することが可能であることが分かった。 本事業では、マダガスカルを含めた途上国での事業展開に備え、英語・仏語のホームページの整備も行った。
報告書	非公開

お客様の声

株式会社トロムソ
代表取締役社長　　　　　　上杉　正章様

アフリカには全く知見がない状況でしたので、イースクエアさんには調査計画・予算計画づくりからアポ取り、装置輸出、デモンストレーションイベント実施など、いろいろな面で助けられました。知名度のない中小企業が未知の市場に 1 社で出ていくより信頼感はずいぶん増したと思います。