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英ディアジオ、世界30拠点で水還元目標を達成

【公開日】 【最終更新日】



2026年9月 8日

英国の大手酒類メーカーのディアジオは、2026年の会計年度において、水ストレスの高い地域にある世界30拠点で、使用量を上回る水を還元する目標を達成したと発表した。地域社会や政府、NGO、専門家、他企業との継続的な協力が成果につながったという。

水還元とは、事業地や、農業原料を調達する地域とその周辺で、自然環境や地域社会に水を還元することを指す。同社は、地域の水リスクや水ニーズに応じ、清潔な水や衛生環境へのアクセス改善、森林や流域の再生、雨水の利用、水の地下浸透などに取り組んでいる。

同社によれば、2016年以降の水還元量は810万立方メートル(81億リットル)以上に達した。2020年以降は12カ国、5大陸で212件の地域水プロジェクトを完了し、70万人以上が清潔な水を利用できるよう支援している。さらに、220万本以上の植樹、湿地の復元、雨水の利用、池に堆積した土砂の除去なども実施している。プロジェクトの約60%は水と衛生(WASH)、18%は森林再生、10%は水の地下浸透となっており、そのほか地域に応じた取り組みを進めている。

同社は、水を気候移行計画と気候変動の緩和・適応策の中心に位置づけている。今後は20の優先流域で関係者による共同の取り組みを進め、自社拠点における水利用効率と水質の改善、水還元を継続するとともに、主要サプライヤーが所在する優先流域にも取り組みを広げ、地域社会、事業、自然環境を支える水環境の強化につなげるとしている。

https://www.diageo.com/en/news-and-media/stories/2026/strengthening-water-resilience-where-it-matters-most

芝原 亜季
この記事の監修者
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イースクエアCompass for Sustainability担当。
政府系金融機関での国際協力業務の経験を経て、英国ノッティンガム大学大学院でMBA in Corporate Social Responsibilityの 修士号を日本人第一号として取得。2008年にイースクエアに参画。CSR・サステナビリティ支援事業に従事し、企業の戦略策定・実行支援、リサーチ分析などに携わる。現在は、会員制サイトであるCompass for Sustainabilityを統括し、国内外の情報とサステナビリティ推進支援の知見と経験を活かしたコンテンツ開発に取り組んでいる。

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