環境省は、「令和8年度調達におけるネイチャーポジティブに向けた実践モデル事業」の参加企業の募集を開始した。自然資本の損失に伴う調達価格の上昇や調達の困難化などのリスクを踏まえ、サプライチェーンの上流・中流・下流に位置するサプライヤーを巻き込み、調達における実践を重ねるモデルの創出を目指す。9月24日まで募集する。
対象となるのは、環境省が2026年7月に公表した「調達におけるネイチャーポジティブに向けた実践ガイドライン」で示した基本事項に沿った対応を進める企業で、直接・間接の取引先や需要家などとの連携を必須とする。また、想定しているモデル例として、農場・圃場レベルでのトレーサビリティー確保や、改善余地のあるサプライヤーの特定・伴走支援、取組状況や自然の状態の定量的な測定などを示している。
採択企業は約5カ月間、ガイドラインの解説、基本事項とのギャップ分析、対応策の検討・推進に関する個別支援面談・コンサルティングを受ける。


