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欧州環境NGOなど、「リジェネラティブ農業」のグリーンウォッシュに警鐘

【公開日】 【最終更新日】



2026年6月 2日

欧州の環境・農業・動物福祉関連のNGOなど23団体は、「リジェネラティブ農業」との言葉がグリーンウォッシュに利用されているとして共同声明を発表した。

23団体は、企業のブランディングやEUの政策イニシアチブにおいて、「リジェネラティブ農業」という表現が広範かつ誤解を招く形で使用されていることに強い懸念を示している。欧州ではすでに、多くの農業・食料関係者が地域に適したレジリエントな食料システムの構築に取り組んでおり、マーケティングのための主張は科学的根拠および透明性と信頼性のある認証制度に基づくべきだとした。

また、23団体は、官民の取り組みを通じた変革の推進は重要としながらも、多くの「リジェネラティブ農業」に関する提案は限られたアウトプット指標にしか着目しておらず、有害なインプットに関する問題を見過ごしていると批判している。その結果、農業システムの根本的な変革ではなく、部分的な改善にとどまっているとの見方を示した。

共同声明には、グリーンピース(Greenpeace)やFoE(Friends of the Earth)、セーフ・フード・アドボカシー・ヨーロッパ(SAFE Food Advocacy Europe)などが参加している。


https://corporateeurope.org/sites/default/files/2026-06/Joint%20Statement_Regenerative%20Greenwashing.pdf

https://www.safefoodadvocacy.eu/safe-supports-joint-statement-against-regenerative-greenwashing/

芝原 亜季
この記事の監修者
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イースクエアCompass for Sustainability担当。
政府系金融機関での国際協力業務の経験を経て、英国ノッティンガム大学大学院でMBA in Corporate Social Responsibilityの 修士号を日本人第一号として取得。2008年にイースクエアに参画。CSR・サステナビリティ支援事業に従事し、企業の戦略策定・実行支援、リサーチ分析などに携わる。現在は、会員制サイトであるCompass for Sustainabilityを統括し、国内外の情報とサステナビリティ推進支援の知見と経験を活かしたコンテンツ開発に取り組んでいる。

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