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コーヒーサプライチェーンにおける労働者保護プロジェクト、ネスレとILOが立ち上げ

【公開日】 【最終更新日】



2026年3月31日


ネスレと国際労働機関(ILO)は、コーヒーサプライチェーンにおける公正な人材募集・斡旋と労働者の権利保護に関する新たなプロジェクトを立ち上げると発表した。「コーヒーのサプライチェーンにおける公正な人材募集・斡旋から労働者の保護まで(仮訳)(From fair recruitment to worker protection in coffee supply chains)」と題する同プロジェクトは、主要なコーヒー産出国であるブラジル、コロンビアおよびメキシコで2年間実施される。

コーヒー生産は世界で2,000 – 2,500万世帯の生計を支える産業であるが、特に季節労働者や移民労働者にとり、ディーセント・ワークの不足は根強く続いている問題である。

同プロジェクトでは、国際的な労働基準の制定機関であるILOが、政府や雇用者・労働者団体の間で社会的対話を促進し、コーヒーサプライチェーンにおけるディーセント・ワークの不足や労働関連リスクといった課題の主な要因を特定する。得られた知見に基づき、公正な人材募集・斡旋と労働者の権利保護を促進するための各国レベルの介入を行うとともに、コーヒーセクター全体にわたる国際的な知識共有を支援するという。

ネスレは長年にわたってILOのパートナーとしてその活動を支持しており、本プロジェクトはネスレの国際サステナビリティプログラムである「ネスカフェプラン」の支援により実施し、「ILO公正な人材募集・斡旋イニシアチブ(ILO Fair Recruitment Initiative)」、またILOの旗艦プログラム「すべての人のための労働安全衛生(Safety + Health for All)」の「ビジョン・ゼロ・ファンド(Vision Zero Fund)」に貢献する。


https://www.nestle.com/media/news/ilo-partnership-labour-rights-coffee

芝原 亜季
この記事の監修者
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イースクエアCompass for Sustainability担当。
政府系金融機関での国際協力業務の経験を経て、英国ノッティンガム大学大学院でMBA in Corporate Social Responsibilityの 修士号を日本人第一号として取得。2008年にイースクエアに参画。CSR・サステナビリティ支援事業に従事し、企業の戦略策定・実行支援、リサーチ分析などに携わる。現在は、会員制サイトであるCompass for Sustainabilityを統括し、国内外の情報とサステナビリティ推進支援の知見と経験を活かしたコンテンツ開発に取り組んでいる。

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