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UNEP、TNFDのリスク管理・情報開示フレームワークに関するパイロットテスト報告書を発表

【公開日】 【最終更新日】

2023年4月 1日

国連環境計画(UNEP)は、国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)が主導する自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)のリスク管理及び情報開示フレームワーク試行版についての報告書「自然関連リスクを明らかにする:UNEP FIによるTNFDパイロットプログラムからの洞察(仮訳)(Unboxing Nature-related Risks: Insights from the UNEP FI-led TNFD Piloting Programm)」を発表した。

同報告書では、「中南米・北欧の林業」「アフリカの農業」「インドネシアの天然ゴム」といった重要セクターにおけるTNFDフレームワークの適用可能性について40以上の世界的な金融機関が評価し、実用的な事例を紹介。各パイロットグループからの主な所見では、自然に関する問題と経済活動の関連性に焦点を当てた解説がされている。

このパイロットテストは、金融機関が自然に関する依存関係、影響、リスク及び機会について明らかにすることを目指して実施されたもので、UNEP FIは引き続きTNFDフレームワークのパイロットテストを2023年6月まで継続し、金融機関からのフィードバックを積極的に募集している。

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