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エクイリープ、2026年版の「ジェンダー平等報告書とランキング」を発表

【公開日】 【最終更新日】



2026年3月 5日


企業のジェンダー平等に関するデータを提供するエクイリープ(Equileap)は、「ジェンダー平等報告書とランキング(仮訳)(Gender Equality Report & Ranking)」の2026年版を発表した。先進国24カ国の上場企業のうち、時価総額が20億米ドル以上の3,430社について、ジェンダー平等に関する19指標に基づき評価・ランキングしている。

これらの指標は、UN Womenの「女性のエンパワーメント原則」に着想を得て開発されたもので、従業員構成におけるジェンダーバランス、男女間賃金格差、有給育児休業、セクシュアルハラスメント防止方針などが含まれるほか、性別、人種・民族やLGBTQ+に関する差別に関する不祥事データも評価の補完要素として考慮されている。

主な結果は以下である。

・ナショナル・バンク・オブ・カナダ(National Bank of Canada)が最高評価の86%。2017年のレポート公表開始以降、80%を超えた初の企業となった。
・評価対象3,430社の世界平均スコアは、2022年の37%から2026年は47%に上昇。
・トップ100企業は、国別ではオーストラリアが31社で最多、英国21社、フランス11社と続く。米国は評価対象1,458社のうちトップ100入りはわずか7社。
・日本の対象企業数498社のうちトップ100入りは武田薬品工業1社にとどまった。
・リーダーシップ層における女性比率は停滞。CEOに占める女性の割合は7%で3年連続横ばい。経営陣でも23%、2024年比で1%増。
・男女賃金格差の開示率は2021年の15%から48%へ上昇。欧州やオーストラリア、日本などで法規制が強化されたことが背景。
・男女賃金格差を解消した企業は57社と、2025年の36社から増加。
・全階層でジェンダーバランスを達成した企業は51社、昨年の38社から増加。

https://equileap.com/equileap-reports/

https://equileap.com/wp-content/uploads/2026/03/Equileap_2026_Gender_Equality_Report_Developed_Markets_.pdf

芝原 亜季
この記事の監修者
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イースクエアCompass for Sustainability担当。
政府系金融機関での国際協力業務の経験を経て、英国ノッティンガム大学大学院でMBA in Corporate Social Responsibilityの 修士号を日本人第一号として取得。2008年にイースクエアに参画。CSR・サステナビリティ支援事業に従事し、企業の戦略策定・実行支援、リサーチ分析などに携わる。現在は、会員制サイトであるCompass for Sustainabilityを統括し、国内外の情報とサステナビリティ推進支援の知見と経験を活かしたコンテンツ開発に取り組んでいる。

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