• JP
  • EN
E-SQUARE
  • サービス一覧
    • 戦略・マネジメント
      • ビジョン策定コンサルティング
      • マテリアリティ特定
      • アクションプラン策定・運用
      • 人権デュー・ディリジェンス(人権DD)導入支援
      • サステナブル調達 (持続可能な調達) の推進 
      • 社会貢献活動の基盤構築支援
    • 情報開示
      • ESG評価機関対応支援
      • FTSE ESG Ratings評価スコア改善 & Index組み入れ支援
      • MSCI ESG Ratings格付け改善支援
      • Sustainalytics評価改善支援
      • サステナビリティ関連Webサイトの構成作成・見直し支援
    • 人財育成・社内浸透
      • 人財育成・社内浸透
      • サステナビリティ経営のための速習セミナー [オンライン]
      • サステナビリティ社内浸透(法人一括導入プラン)
      • サステナビリティ研修・講演
      • サステナビリティeラーニング・教材制作
    • 海外展開・事業開発
      • 海外市場調査
      • 実現可能性調査 (フィージビリティ・スタディ)
      • 海外テストマーケティング-ビジネスモデルの実証
      • 海外新規事業立ち上げ支援
      • インドビジネス展開支援
      • アフリカビジネス展開支援
      • 海外進出コンパス
  • イースクエアについて
  • 会社概要
  • ライブラリ
    • ライブラリ
      コラム
      • サステナビリティニュース
      • サステナビリティ・ESG
      • 海外展開・事業開発
      • その他
      メールマガジン
      • メールマガジンバックナンバー
    • 監修者一覧
  • お知らせ
  • 採用情報
  • アクセス
  • 資料請求
  • お問い合わせ
  1. トップ
  2. ライブラリ
  3. その他
  4. 日本企業にとってアフリカでのビジネスが難しい理由

  • その他
日本企業にとってアフリカでのビジネスが難しい理由

【公開日】2023.06.12 【最終更新日】2025.10.16

目次

  • 1. インフラの不足
  • 2. 制度・規制の不透明さと複雑さ
  • 3. 政治的・経済的な不安定性
  • 4. 人材の確保・育成
  • 5. 文化・言語の違い
  • 6. 所得水準の低さ
  • イースクエアのアフリカ進出・展開支援

13億人を超える人口を抱えるアフリカは経済の急成長が見込まれ、人口の増加や都市化、中間所得層の拡大などが進むポテンシャル豊かな市場として注目されています。しかし、日本企業にとってアフリカ市場でのビジネス展開は決して容易なものではありません。以下に、その主な理由を6つ挙げてみます。

  1. インフラの不足
  2. 制度・規制の不透明さと複雑さ
  3. 政治的・経済的な不安定性
  4. 人材の確保・育成
  5. 文化・言語の違い
  6. 所得水準の低さ

アフリカビジネス難しい.pngナイジェリア連邦共和国のラゴス街頭(2012年)

以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。

1. インフラの不足

アフリカ大陸は広大であり、各国・地域間でのインフラ整備状況は大きく異なります。電力供給の不安定性、道路や港湾の不十分さ、通信環境の未発達などは、生産や物流、営業活動を困難にし、事業コストを割高にします。

例えば、ナイジェリアやマダガスカルなどでは頻繁な停電や電圧変動が日常的で、企業は自家発電装置を備えるなどして対応していますが、追加の設備投資が必要になるだけではなく、ガソリン代などのランニングコストも余計にかかることになり、特に製造業にとっては大きなコストアップ要因になります。また、道路の悪条件や港湾施設の不足は、製品の輸送や物流を複雑化し、時間とコストが増大します。

2. 制度・規制の不透明さと複雑さ

アフリカの多くの国では、ビジネスに影響を及ぼす制度や規制が不透明で、変更が頻繁にある場合があります。これにより事業計画の立案や投資判断が難しくなります。例えば、エチオピアでは外国企業の参入を制限する規制が突如変更されることがあり、事業計画の立案や投資判断を難しくします。国によっては政策によって外国人が就労ビザを取得しづらくなることもあり、その場合は人材の確保が難しくなってしまいます。

3. 政治的・経済的な不安定性

一部の国では政治的な不安定性が高く、紛争や治安の悪化がビジネスのリスクとなります。また、通貨の急激な価値変動や高いインフレ率などの経済的な問題もリスク要因です。リビアの内戦やジンバブエのハイパーインフレーションなど、政治的な紛争や経済の混乱は、企業のビジネスリスクを高めます。近年では、スーダンの軍内部の衝突は国内経済に壊滅的なダメージを与えただけでなく、大量の難民を生み出しています。

4. 人材の確保・育成

アフリカ市場に精通した人材は日本には多くなく、中心になってアフリカ事業を進めていく人材の確保に苦労する企業は少なくありません。また、高度な技術やビジネススキルを持つ現地人材が不足していることが多いことも事業運営を困難にします。例えば、ケニアではIT分野が発展しつつある半面、ITスキルを持つ人材が不足しており、現地での人材確保や育成が課題となっています。

5. 文化・言語の違い

アフリカは多様な文化と言語を持つ地域です。ビジネススタイルやコミュニケーションの方法、価値観の違いなどを理解し、適応することは容易ではありません。例えば、西アフリカを中心とした一部の国ではフランス語がビジネスの主要な言語となっていますし、マダガスカルではフランス語とマダガスカル語が公用語になっているものの、地方ではフランス語はほとんど通じません。英語主体の日本企業にとっては言語の壁が課題となります。

6. 所得水準の低さ

アフリカの多くの地域では所得水準が低く、それが高価な商品やサービスへの需要を制限します。これは特に、消費者向けのビジネスにおいて考慮すべき課題です。例えば、低所得者が多いアフリカの自動車市場では安価な中古車が中心であり、新車売上が全体に占める割合はまだ低くなっています。また、アフリカの多くの地域の平均所得は、アジアの新興国などと比較しても低くなっています。たとえば、2019年の世界銀行のデータによると、サブサハラアフリカの一人当たりGDPは1,574ドルで、これはベトナムの2,715ドルやインドの2,104ドルと比べても低い水準です。このような所得水準の低さは、販売可能な製品やサービスの種類、価格設定やマーケティング戦略に影響を与えます。

こういった課題に対し、日本企業はどう対処してアフリカ市場を攻略していくべきか、以下の記事でご紹介しています。

「日本企業にとってアフリカでのビジネスが難しい理由」への対応策

イースクエアのアフリカ進出・展開支援

画像1.png

弊社は、2010年よりアフリカを始めとする開発途上国・新興国での日本企業のビジネス展開を市場調査、製品・技術開発(ローカライゼーション)、現地パートナーの発掘、テスト販売、ビジネスモデル構築・改善、公的機関などの補助金・助成金など申請など、お客様のニーズに合ったサポートをご提供します。アフリカでの多数のプロジェクト経験に加え、様々な民間企業でのビジネス経験を有する弊社コンサルタントのノウハウや現地ネットワークをフル活用し、企業様のアフリカでのビジネス展開をオーダーメイドでご支援します。

ご興味がある方はお気軽に以下よりお問い合わせください。

中小企業の海外展開を強力にバックアップします

進出先選定、市場調査、実現可能性調査(F/S)、公的機関の支援活用など、事業の立ち上げをワンストップでご支援します。 海外展開にご関心がある方はお気軽にお問い合わせください。

CONTACT
お問い合わせ

アフリカホワイトペーパーバナー案.jpg ホワイトペーパーバナー案.jpg

この記事を共有する
  • facebook
  • x
  • LINE
  • B!
  • 前の記事 オーステッド、エネルギー関連企業として世界初のブルーボンドを発行 2023.06.08
  • 記事一覧へ戻る
  • 次の記事 米国務省、2023年人身取引報告書を発表、日本は4年連続第2階層 2023.06.15

RELATED COLUMNS
合わせて読みたい

コストをかけずにグローバル人材を採用する方法
2023.07.26
コストをかけずにグローバル人材を採用する方法
  • その他
アフリカの国別IT市場の現状と未来
2023.07.20
アフリカの国別IT市場の現状と未来
  • その他
男女平等ランキング、アフリカ内で日本は30位!
2023.07.18
男女平等ランキング、アフリカ内で日本は30位!
  • その他
アフリカ進出の際の対象国の選び方
2023.07.11
アフリカ進出の際の対象国の選び方
  • その他
アフリカビジネスのための現地パートナーの選び方
2023.06.19
アフリカビジネスのための現地パートナーの選び方
  • その他
「日本企業にとってアフリカでのビジネスが難しい理由」への対応策
2023.06.12
「日本企業にとってアフリカでのビジネスが難しい理由」への対応策
  • その他
トヨタに学ぶ 日本企業がアフリカで成功するカギ
2023.05.29
トヨタに学ぶ 日本企業がアフリカで成功するカギ
  • その他
海外進出を目指す企業のための補助金活用のコツ(後編)
2023.04.13
海外進出を目指す企業のための補助金活用のコツ(後編)
  • その他
海外進出を目指す企業のための補助金活用のコツ(前編)
2023.02.26
海外進出を目指す企業のための補助金活用のコツ(前編)
  • その他
インドのCSR法概要とCSR活動の事例
2023.01.16
インドのCSR法概要とCSR活動の事例
  • その他
インド進出 SDGsを組み込んだ中小企業の海外展開
2022.07.15
インド進出 SDGsを組み込んだ中小企業の海外展開
  • その他
ESG情報開示の変革期
2017.05.26
ESG情報開示の変革期
  • その他
資料請求
サービス資料やお役立ち資料を
無料配信中
お問い合わせ
サービスやお見積もりなど
お気軽にお問い合わせください
メールマガジン登録
サステナビリティ関連の最新情報はもちろん、
最新セミナー情報など皆様の業務に役立つメールマガジンをお届けしています。
メールマガジンに登録する
  • バックナンバーを見る
  • 配信停止・アドレス変更
サービス一覧
  • 戦略・マネジメント
    • ビジョン策定コンサルティング
    • マテリアリティ特定
    • アクションプラン策定・運用
    • 人権デュー・ディリジェンス(人権DD)導入支援
    • サステナブル調達 (持続可能な調達) の推進 
    • 社会貢献活動の基盤構築支援
  • 情報開示
    • ESG評価機関対応支援
    • FTSE ESG Ratings評価スコア改善 & Index組み入れ支援
    • MSCI ESG Ratings格付け改善支援
    • Sustainalytics評価改善支援
    • サステナビリティ関連Webサイトの構成作成・見直し支援
  • 人財育成・社内浸透
    • 人財育成・社内浸透
    • サステナビリティ経営のための速習セミナー [オンライン]
    • サステナビリティ社内浸透(法人一括導入プラン)
    • サステナビリティ研修・講演
    • サステナビリティeラーニング・教材制作
  • 海外展開・事業開発
    • 海外市場調査
    • 実現可能性調査 (フィージビリティ・スタディ)
    • 海外テストマーケティング-ビジネスモデルの実証
    • 海外新規事業立ち上げ支援
    • インドビジネス展開支援
    • アフリカビジネス展開支援
    • 海外進出コンパス
    • イースクエアについて
    • ライブラリ
    • 会社概要
    • お知らせ
    • 採用情報
    • 資料請求
    • お問い合わせ
    • メールマガジン登録フォーム
    • メールマガジン配信停止・アドレス変更申請フォーム
    • 個人情報保護方針
E-SQUARE
〒105-0003
東京都港区西新橋3-23-12 第二山内ビル4F
アクセス
TEL 03-5777-6730
  • The Frontier Network Innovation for sustainable business
  • Compass for Sustainability

© 2025 E-Square Inc.