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FTSE ESGレーティング(ESG評価)の重要性
FTSE ESGレーティングは、企業のESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みを総合的に評価する国際的な指標であり、そのスコアは投資家や市場からの信頼性に直結します。特に日本では、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が採用する「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄選定に活用されており、一定以上のスコア(例:3.3以上)を獲得することで、インデックスへの組み入れや機関投資家からの資金流入、IR活動の促進、さらには企業価値の向上が期待されます。
FTSE ESGレーティングは、数あるESG評価の中でも網羅性と透明性が高く、企業が体系的に取り組みやすい仕組みを備えています。そのため、評価改善の取り組みは単なるスコア向上にとどまらず、ESG経営全体の質的向上を促す契機となります。企業は、FTSE ESGレーティングへの対応を通じて、持続的な成長基盤の強化と外部評価の向上を同時に実現できるのです。
こんなお悩みありませんか?
イースクエアのFTSE ESG Ratingsスコア改善 & Index組み入れ支援
効率的かつ確実にスコア改善するための包括的なコンサルティングサービス
イースクエアは、約10年前からFTSE ESG評価に特化した支援にいち早く取り組み、これまでに累計100社以上の企業をご支援してきた実績があります。こうした長年の取り組みを通じて培った圧倒的なノウハウの蓄積こそが、他社にはない私たちの大きな強みです。
FTSE Russell社と正式に「FTSE ESG Ratings」のデータ利用契約を締結しており、グローバル全評価対象企業の評価データに基づいた正確で再現性の高い支援を行っています。さらに、FTSE Russell社とも日常的にコミュニケーションを取りながら、評価の最新動向を反映したアドバイスを提供しています。
私たちの支援の特長は、評価分析、具体的評価ポイントの理解から、開示案の添削、スコアシミュレーション、フィードバック対応までを一貫してサポートできる点にあります。コンサルタントの属人的なノウハウではなく、社内のナレッジチームが毎年数百社分の評価結果を横断的に分析し、各評価項目の変化や傾向を継続的にモニタリング、常に最新の評価対応ノウハウを蓄積しています。これにより、評価項目ごとの「求められる開示ポイント」を非常に具体的な形で明示することが可能です。
主な支援内容
改善効果
イースクエアは、これまで400件を超えるESG評価機関対応支援を行ってきました。FTSEやMSCIのESGインデックス組入銘柄入りを目指す企業の多くが目標を達成されるなど、確かな改善効果が表れています。
FTSE Russellに関するご支援については、ご支援開始から1年で75%、2年目で94%、3年目までの継続したご支援で100%の企業様がFTSE Russellの提供するFTSE Blossom Japan Indexへの組入れを果たしています。
◆大幅なスコア改善(2.8スコアアップした実績あり)/1.0スコアアップ以上の企業多数
◆総合スコア4.0以上の企業多数
◆業界別で世界トップとなった企業が複数

イースクエアが選ばれる理由
さらに、毎年数百社のESG評価結果を横断的に分析し、各評価項目の変化や傾向を継続的にモニタリング。評価ポイントの変化をいち早く把握し、最新動向に即した、具体的な開示改善策を提案しています。また、担当コンサルタント個人の力量に頼らず、社内のナレッジチームが横断的に情報を蓄積・更新し、FTSE Russel社とのコミュニケーションで得た最新情報を反映。こうした体制により、常に一貫性と再現性のある高品質な支援を実現しています。
また、実際に支援を受けた企業のご担当者様から、他社のご担当者様へのご紹介がきっかけでご相談をいただくことも多く、その信頼の積み重ねが新たなご縁につながっています。
ご支援の流れ
料金について
貴社のご要望に合わせて御見積をご提案させていただきます。無料相談時に概算をお伝えさせていただくことは可能でございますので、ぜひお気軽にご相談ください。
支援実績
運輸業・中堅企業
プロジェクト概要
中堅の運輸関連企業に対しFTSEの評価向上を目指した支援をおよそ1年に渡り実施。
課題とニーズ
本企業は、FTSEの評価改善とそれに伴うFTSE Blossom Japan Indexへの組入れを通じて、GPIFからの長期投資を獲得することを経営目標として掲げていた。また、サステナビリティ推進体制の構築および次期CSR報告書/サステナビリティレポートの刷新も急務であった。
- 評価分析と管理シートの提供
- 評価項目ごとの評価ポイント資料
- ご担当部署向け解説セッション
- 開示案の添削アドバイス
- スコアシミュレーション
- フィードバック期間対応支援
- FTSE ESGスコアが約1.0ポイント改善
- FTSE Blossom Japan Indexへ新規組入れを実現し、GPIFからの長期投資獲得につながる成果を達成
- 次期報告書における開示方針・内容の方向性が明確化
- ESG情報開示に向けた社内体制構築の足掛かりを得た
※上記に加え、パートナー企業による報告書類の刷新を実施
クライアント様の声
製造業・グローバル企業
プロジェクト概要
大手製造業に対して約半年間にわたり、FTSEスコア改善と経営層へのESG理解促進を目的とした支援を実施。
課題とニーズ
FTSEのESGスコアが相対的に低位であり、業界内での競争力向上と、経営層によるESG理解の深耕が求められていた。
- 評価分析と管理シートの提供
- 評価項目ごとの評価ポイント資料
- ご担当部署向け解説セッション
- 開示案の添削アドバイス
- スコアシミュレーション
- フィードバック期間対応支援
- FTSE ESGスコアが約2ポイント改善し、業界上位に
- 支援初年度でFTSE Blossom Japan Indexへの新規組入れを実現
※上記に加え、ESG経営に関する経営層向けのセッションを実施
クライアント様の声
担当者様
大手小売業
プロジェクト概要
大規模小売業の企業向けに、7か月にわたりESG開示改善と評価機関対応を支援。
課題とニーズ
独自の方針で長年ESGに取り組んでいたものの、投資家から「ESG評価機関のスコアが低い」との指摘を受け、早急な対応が求められていた。加えて、関連部門間の連携が不十分であること、ESG情報を掲示するウェブサイト上の開示体制が整っていないことも大きな課題となっていた。
- 評価分析と管理シートの提供
- 評価項目ごとの評価ポイント資料
- ご担当部署向け解説セッション
- 開示案の添削アドバイス
- スコアシミュレーション
- フィードバック期間対応支援
- FTSE ESGスコアが2.0ポイント以上改善
- ESG評価対応の初年度でFTSE Blossom Japan Indexへ新規組入れを達成
- 開示に関わる部門間での連携が強化
- 自社ウェブサイトの開示内容が戦略的に改善
※上記に加え、KPI設定を個別支援として実施
クライアント様の声
担当者様
お客様の声
担当者様
担当者様
担当者様
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専門コンサルタントのご紹介

株式会社イースクエア ディレクター
汪(天海)浩/おう(あまみ)こう
博士(経済学) 専門分野:環境・社会会計
大学院で企業のサステナビリティ、非財務情報開示を研究。
2014年より株式会社イースクエアにて、ESG評価対応支援サービスの立ち上げに参画。ESG評価に関する調査・分析、改善提案などの業務に従事し、業種・規模を問わず多数のプロジェクトに携わる。現在は、複数の主要ESG評価機関の評価項目や評価ロジックを体系的に整理・分析し、それらを横断的に捉えたアドバイスを提供する支援モデルの構築・推進を担当。企業が効率的かつ戦略的に評価向上を目指せるよう、プロジェクトの進行管理および監督・監修も行っている。
よくあるご質問
用語集
FTSE
FTSE Russell 社は、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)傘下のグローバルなインデックス・プロバイダーで、株価指数やESG評価、債券インデックスなどを開発・提供しています。代表的な指数には「FTSE 100」や「FTSE Blossom Japan Index」があり、機関投資家や運用会社のベンチマークや投資判断に広く活用されています。ESG評価に基づき構成銘柄を選定する「FTSE4Good インデックス・シリーズ」は2001年より開始しており、世界中の上場企業を対象に、透明性の高いESG評価を行っています。
FTSE ESG評価とは
FTSE ESGレーティングは、企業のESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みを評価する5点満点の国際指標です。14のテーマ・300超の評価項目から、業種や地域、リスク度合いに応じて1企業平均125項目が適用され、企業の公開情報をもとに各社年1回、評価が更新されます。網羅的かつ総合的な視点で評価されるのが特長です。

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