FTSE Blossom Japan Indexの選定 2025年6月の見直し結果
2025年6月末に、FTSE Blossom Japan Indexへの組み入れ企業が発表されました。同指数はFTSE ESG Ratingsの評価データをもとに選定されており、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用する指数のひとつです。
今回の見直しでは、親指数であるFTSE Japan All Cap Index (1,401社)から新たに53社が組み入れられた一方で、除外された企業はありませんでした。その結果、FTSE Blossom Japan Indexの構成銘柄数は過去最大の406社となりました。
また、スコア4.0以上を獲得した企業は、2024年12月時点と比較して33社増加(134→167社)しており、企業のESG評価が全体的に向上していることがうかがえます。
現在、FTSE Blossom Japan Indexへの新規組み入れに必要なスコアは3.3ですが、組み入れ企業の増加に伴い、今後この基準が引き上げられる可能性があります。実際に、過去にも新規組み入れに必要なスコアが引き上げられた経緯があり、現行の3.3という基準は2019年12月に導入されたものです。
なお、当社がご支援している企業の多くでも、今回スコアの改善が確認されました。
指数の名称変更について
2025年12月の構成銘柄見直しより、指数名は「FTSE JPX Blossom Japan Index」へと改称される予定です。あわせて、 FTSE Japan All-Cap Indexの構成銘柄のうちTOPIX非構成銘柄は除外対象となる予定です。FTSEに関するご支援実績
当社の支援により、FTSE Blossom Japan Indexへの組み入れを達成した企業様の割合は、支援開始から1年で75%、2年目で94%、3年目まで継続いただいた場合は100%となっています。
これまでに当社は、100社以上のESG評価対応支援を実施してまいりました。FTSEだけでなく、MSCIのESGインデックスへの組み入れを目指す企業様でも多くが目標を達成されており、確かな改善効果が実証されています。
FTSE ESG Ratingsとは
FTSE ESG Ratingsは、ロンドン証券取引所グループ傘下のFTSE Russell社が提供するESG評価データベースです。環境・社会・ガバナンスの観点から、世界7,200社以上の企業が評価対象となっており、GPIFが採用する「FTSE Blossom Japan Index」もこの評価を基に構成されています。上記サービスについてのお問い合わせ
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