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GRI、「GRI101:生物多様性2024」に関する5社の先行事例を公表

【公開日】 【最終更新日】

2025年2月26日

サステナビリティ情報開示のガイドラインを策定するNGOのGRIは、2026年1月1日に適用が開始される「GRI101:生物多様性2024(仮訳)(GRI 101: Biodiversity 2024)」の採用を促進するため、GRIコミュニティ生物多様性パイロットに参加した5社の報告事例を公表した。

事例を公表したのは、CDL(シンガポール)、コカ・コーラHBC(スイス)、エコペトロール(コロンビア)、エネル(イタリア)、JSWスチール(インド)の5社。これらの事例は、GRI101を適用するための初期アプローチに関するインサイト、利点や課題を浮き彫りにしている。 

パイロットはグローバル版とラテンアメリカ版で実施され、GRI101を用いた生物多様性報告について企業が協力し、学び、意見を交わすためのプラットフォームが提供された。実践的なアプローチを通じて、各企業はマテリアリティ評価や生物多様性目標の取り組みの設定とモニタリング、TNFD提言との相乗効果の理解のために、同基準がどのように利用できるかを分析した。今回公表された5社の事例は、GRI101が企業の透明性を高め、自然への影響問題に対処する持続可能なビジネス慣行を促進する鍵となることを示している。

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