2018年4月 4日

ユニリーバは、使用済PETを食品包装の原材料にリサイクルする新技術開発について、オランダのベンチャー企業Ioniqaおよび大手PET樹脂メーカーIndorama Venturesと提携することを発表した。

PETはプラスチック包装材に広く使用されているものの、全世界でわずか20%程度しか再利用されておらず、その他の大部分は焼却や埋め立て、または自然環境に投棄されている。

Ioniqa社の新技術は、色のついたペットボトル容器といった、通常リサイクルされないPET廃棄物を、染料や不純物といったものを取り除きながら微粒子レベルまで粉砕するものである。そして、この微粒子を、Indorama Ventures社にて、バージン原料から製造されたPETと同等品質のPETへと再生させる。この再生技術が実用化されれば、すべての使用済PETを食品包装用といった高品質な原材料に再利用することができる。

昨年ユニリーバは、2025年までに自社のプラスチック包装材をすべて再利用、リサイクル、または堆肥化可能なものにすると宣言している。

グローバル企業の同様の取り組みとしては、今月10日、ネスレも2025年までに100%の包装材リサイクルあるいはリユースの実現を目指すことを発表している。プラスチック包装材への各社の取り組みに弾みがかかっている。