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カリフォルニア州、2045年までに同州電力を100%脱化石燃料化させる州法成立

【公開日】 【最終更新日】

2018年9月10日

カリフォルニア州において、電力事業者に2045年までに化石燃料から再生可能エネルギーに100%転換する目標を課す州法「100%クリーンエネルギー法2018(仮訳)(100 Percent Clean Energy Act of 2018)」(Senate Bill No.100)が成立した。

カリフォルニア州は、世界に先駆けて州法「再生可能エネルギー供給義務化基準(RPS: Renewables Portfolio Standard)を設け、クリーンエネルギー開発及び導入を推進している。2015年にRPSの目標は改訂されて2030年までに電力供給の50%を再生可能エネルギーとすることとしていたが、今回のSB100はそれを更に60%に引き上げ、2045年までにカーボンフリーとするよう電力事業者に求めていく。電力事業者の取り組みは、2017年に目標を上回って進捗していると報告されている。

また、同州では気候変動関連の開示情報の強化策として、カルパース(CalPERS、カリフォルニア州職員退職年金基金)とカルスターズ(CalSTRS、カリフォルニア州教職員退職年金基金)に対して、気候変動による重要な(マテリアルな)財務リスクに対処し、2020年から同リスクについて報告することを義務付ける州法(SB964)がほぼ同時期に成立している。

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