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TNFD、初の2025年次進捗報告書を発行、推奨事項に沿った開示実施を620社が表明

【公開日】 【最終更新日】



2025年9月25日


自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)は、ニューヨークで開催されていた気候ウィークで、TNFDとして初となる2025年の進捗報告書を発表した。報告書は、TNFDが2025年夏季に実施した調査をもとに作成されている。調査では850件の回答があり、そのうちの49%が企業からの回答で、次いで金融機関、サービスプロバイダーとなっている。

本報告書で明らかとなった調査結果は以下のとおりである。

本報告書からは、企業や資本提供者の意識変化が読み取れ、地球の生態系と生物多様性のレジリエンスが自社事業のレジリエンスの基盤であるという意識が定着しつつあることがわかる。

一方で、企業の意思決定や情報開示の実践に自然関連の項目を統合するアプローチが主流化するには、依然として課題が残るとまとめられている。

芝原 亜季
この記事の監修者
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イースクエアCompass for Sustainability担当。
政府系金融機関での国際協力業務の経験を経て、英国ノッティンガム大学大学院でMBA in Corporate Social Responsibilityの 修士号を日本人第一号として取得。2008年にイースクエアに参画。CSR・サステナビリティ支援事業に従事し、企業の戦略策定・実行支援、リサーチ分析などに携わる。現在は、会員制サイトであるCompass for Sustainabilityを統括し、国内外の情報とサステナビリティ推進支援の知見と経験を活かしたコンテンツ開発に取り組んでいる。

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