アジア、アフリカにある現地ネットワークを活用し、現地でのテストマーケティングや技術実証の実施を支援しています。また、企業が海外展開する際に活用できるJICA等の公的機関の海外展開スキームの活用支援も行っています。
イースクエアの海外展開支援は、主に以下の4つのステップに分けて進めていきます。

なぜビジネスモデルの実証が必要なのか
海外市場では、文化・消費習慣・価格感度などが国や地域によって大きく異なります。机上の計画だけでは実際のニーズを把握しきれず、現地での検証を通じて初めて「本当に受け入れられる価値」が明らかになります。
実証の進め方
最初から完璧を目指すのではなく、まずプロトタイプ(試作品)を作り、現地で販売・利用してもらうことが重要です。その反応をもとに改善を重ねる「つくる → 試す → 改善する」サイクルを短期間で回すことで、より確実な市場適応が実現します。
イースクエアの支援の特徴
イースクエアは、現地パートナーとのネットワークを活かし、法規制・販路開拓・顧客フィードバックの取得までをトータルに支援します。単なる調査にとどまらず、実際に市場で試しながら、貴社とともに実践的なビジネスモデルを磨き上げます。
プロジェクト事例
環境配慮型自動車リサイクルシステムの普及・実証事業
| 分野 | ![]() |
| 実施期間 | 2015年3月~2019年7月 |
| プロジェクト名 | 環境配慮型自動車リサイクルシステムの普及・実証事業 |
| 支援先企業 | 会宝産業株式会社(石川県) |
| 概要 | ブラジルでは、自動車リサイクル技術が未発達であるため、多くの廃車が野ざらしにされるなど未利用な状況となっている。このような状況を解決するべく、主にインフォーマルセクターが担っている使用済み自動車や中古自動車部品に関連するリサイクルビジネスを、現地自動車リサイクル業者が参画する環境配慮型の新たなバリューチェーンとして再構築し、現地に自動車リサイクル実習工場を立ち上げるため支援を実践。プロジェクト完了時には、ミナスジェライス州連邦技術大学内に自動車リサイクルの実習工場と研修コースが設定された。 |
| 報告書 | ブラジル連邦共和国 環境配慮型自動車リサイクルシステムの普及・実証事業 業務完了報告書 |


環境配慮型トイレの導入にかかる普及・実証事業
| 分野 | |
| 実施期間 | 2018年6月 ~ 2024年2月 |
| プロジェクト名 | 環境配慮型トイレの導入にかかる普及・実証事業 |
| 支援先企業 | 大成工業株式会社(鳥取県) |
| 概要 | 2018年6月から開始した普及・実証事業では、案件化調査でパイロット事業の実施場所として特定したウッタル・プラデシュ州のムザファルナガル市およびバラナシ市で主に活動を行った。同市では、汚水処理の多くを分散型汚水処理施設に依存し、既設のセプティックタンク(廃水処理タンク)の汚泥引き抜きおよび汚泥処理などの管理が適正に行われていないため、周辺の地下水やガンジス川などの水質汚濁の原因となっており、改善が求められている。これらの課題解決に向けて、現地CP機関の協力の下、TSS(環境配慮型トイレ:Taisei Soil System)をバラナシ市の公衆トイレとムザファルナガル市の大学の学生寮に設置し、デモンストレーションを実施した。 |
| 報告書 | インド共和国 環境配慮型トイレの導入にかかる普及・実証事業 業務完了報告書 |




代表取締役 三原 博之 様