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PRI、Springを通じた自然関連エンゲージメント対象40社を選定、日本からは2社

【公開日】 【最終更新日】

2024年2月 7日

PRI(国連責任投資原則)は、投資家による企業へのエンゲージメントを通じて自然関連課題に取り組む国際的イニシアチブ「Spring」において、最初のターゲット企業40社を発表した。選ばれた40社の内訳は、欧州・15社、米州・13社、アジア太平洋・11社、アフリカ・1社。日本企業からは、トヨタ自動車と日産自動車の2社が選定された。

今回のターゲット企業の選定は、以下3つのフェーズで実施された。

1. 将来の森林の損失と土地の劣化の高いリスクに直面している優先地域を特定

2. 優先地域で最も重要な政策プロセスを特定

3. これらの政策領域で最も影響力のある企業を特定

PRIは、金属鉱業、自動車産業、化学産業等、食品・農業以外のセクターも重視したことを今回の選定の特徴としている。

Springは2024年第2四半期に正式発足する予定で、既にPRI署名機関129団体から賛同を得ている。最終的には、投資コミュニティからの行動を活性化し、2030年までに生物多様性の損失を止め、反転させる「ネイチャーポジティブ」を実現することを目的とする。2024年中にはターゲット企業の第2弾を発表する予定だ。

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