世界は今

私たち人類は、今、大きな過渡期を迎えています。
地球環境問題、人口増加、南北格差、水不足、食糧問題、社会不安など、20世紀後半から21世紀にかけて次々と顕著化するこれらの問題は、従来の社会システムではない、新たな世界を創造していくことの必要性を示唆しています。

人口増加

20世紀初めに16億人、21世紀初めに60億人だった世界人口は、21世紀半ばには92億人に達すると予測されています。世界人口が増加し続ける一方で、貧富の格差が拡大しています。(国連2006年中位予測より)

地球温暖化

2000年時点で、世界の平均気温は産業革命以前と比べて0.6℃上昇しています。これが2050年までに2℃上昇すると、気候変動による水不足や飢餓などにより、30億もの人の生活が脅かされる恐れがあります。(「気候変動+2℃」(山本 良一責任編集)より)

資源消費の拡大

1950年からの50年間で世界の原油消費量は約7倍にまで急増しました。今後も資源の逼迫や、資源消費に伴う廃棄物や排出物による環境破壊が進行することが懸念されています。(「成長の限界 人類の選択」(D. メドウズ著)より)

経済のグローバル化

企業活動の規模が世界で拡大しています。世界各国のGDPと大手企業の売上高を大きい順に並べると、上位100位のうち、企業が53を占めるまでになっています。企業が地球環境や社会に与える影響が大きくなるにつれ、その責任と可能性も拡大します。(「Globalinc.」2000年調査より)

様々な制約と課題を克服して、新たな世界を創造していく。それは「今」という時代に生きる私たちだからこそできる、大いなる挑戦なのです。



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