CSR報告書/環境報告書の個別評価

2006年11月に、サステナビリティ社との提携のもと、「グローバル・リポーターズ2006」評価手法による企業のCSR報告書個別評価サービスを日本で開始しました。以来、多数のお問い合わせをいただき、実際に国内企業のCSR報告書の評価を実施してきました。


日本企業の報告書評価から得られた示唆

以下は、個別評価を受けた日本企業各社の報告書に共通して見られた点数の低い評価項目です。

■自社のマテリアリティの定義とそのプロセスの解説
業種・業態、自社の置かれているビジネス環境、関与するステークホルダーの関心などの違いから、CSR課題とその優先順位は企業によって異なる。その定義がなされているか、またそれは社内での思い込みによるものではなく、体系的なプロセス(ステークホルダー関与を含む)を経て策定されているかについて、日本企業はその説明がまだ十分とは言えない。

■CSR活動推進におけるチャレンジ
ある目標を打ち立てそれを推進する過程では、企業は度々厳しい選択を迫られる。例えば、異なるステークホルダー間で利害のトレードオフが生じる、規制上の制約がある等。そうした目標達成過程におけるチャレンジを報告書でも率直に記載することで、企業の真剣さが伝わり、読者の共感と理解を得られる。しかし、日本企業はその過程のチャレンジを記載せず、あっさりと達成した結果だけを記載しているものが多い。

■公共政策に対する自社のポジションの情報開示
規制や政策に対し、自社がどのような考えを持ち、ロビー活動を行っているのかについての情報を公開し、透明性を高めようとする動きが欧米の企業では見られるが、日本企業では、カルチャーの違いから、こうした情報が開示されることはほとんどない。

■CSRパフォーマンスに対する文脈と解釈
自社のCSRパフォーマンスを提示する際、そのパフォーマンスは業界他社やその他の指標と比較してどのレベルにあるのか、自社としてはどのように評価しているのかといった解説が求められる。単なる数値は、ほとんどの読者にとって意味をなさない。


個別評価を受けた企業の声

実際に個別評価を受けた日本企業各社のコメントをいくつかご紹介します。CSR報告書やCSR活動の向上/改善に役立ったとのご意見を数多くいただいています。

  • 「グローバル・リポーターズは体系化された評価手法であり、評価結果は普遍的に使える。前年度版への指摘が今年度版にどう反映されたか客観的に確認できるので、評価を継続的に受ける価値はある。」

  • 「より優れた取り組みを行い、それを報告している企業と比較できたことで、新しい報告書の企画を社内で説得する際に大変役立った。」

  • 「『改善機会』が提示されるので、報告書を改善するために、具体的に何をすべきかが分かりやすい。」

  • 「新年度の報告書は、グローバル・リポーターズの評価結果を受けて、マテリアリティの設定プロセスを記載し、ウェブサイトとの連動やビジュアルなどを意識したつくりにした。」

  • 「問題意識や課題認識、目標といったものが欠如していたことが分かった。またマテリアリティの重要さも分かった。」


詳細資料

グローバル・レポーターズ」個別評価に関する詳細については下記PDFをご覧ください。
◇ 「グローバル・レポーターズ」個別評価サービス(PDF)


世界で評価されるCSR報告書づくりやCSR活動のさらなる向上/改善を目指されている企業の方々は、ぜひ本サービスの活用をご検討ください。詳細やご不明点は、お気軽にお問い合わせください。


【お問い合わせ先】
担当:大森 慶子
Tel : 03-5777-6730 / Fax:03-5777-6735
E-mail: gr@e-squareinc.com

【関連情報】
→2006年11月21日 イースクエア 英国サステナビリティ社 特別共同セミナー
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→2006年11月22日 CSR報告書個別評価開始
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